弦合宿
反省,失望,不安

Mar. 19 1999

弦合宿が3月16〜19日にかけて中津川研修センターであったので, 参加して来た. 本当は,16日から18日夜まで参加する予定だったのだけれど, 17日提出の科研費の報告書(研究室の仕事)が 15日中に仕上がらなかったので, 分奏を振った後,また研究室に戻ることになってしまった. しかし,なかなかハードなスケジュールだったなぁ.

この合宿の一番の思い出は,やはり2日目のトップ練事件か. 自分でもはじめての経験なので,ちょっと対応に困った. 11時からトップ練をやることになっていて, 10時半頃からアンサンブルをやっていたら, 11時ちょっと前に注意された. 最初は,練習場所でぎりぎりまでアンサンブルを続けていたことに対して 不満があるのかと思っていたのだが, よくよく話を整理してみると,どうもそうではなかったらしい. 11時からトップ練をやるということを参加者に徹底していなかったことが, とりあえず直接の原因であった. しかし,今回の事件はあくまで氷山の一角であり, 水面下にはもっと大きな塊が潜んでいた.

ブラ2において,もっとアンサンブルの精度を高めたいのと, トップ陣に現状への危機感を持ってもらいたいという理由から, 来団を境にしてちょっと厳しい練習をしてきた. 特に,すぐにできそうなことに関しては, かなり厳しく追求した. それが,大きな反感を抱かせてしまったらしい. 厳しくしたら, なにくそと思ってがむしゃらに練習してくれると期待したが, 誰一人そういう人はいなかった. むしろ,僕への批判という行動に走ってしまったようだ. 残念である.

練習内容に関しては,確かにこの2週間は厳しかったと思う. 言い方もきつかった. ただ,私が求めていたものは,まだ非常に低レベルであることは 理解して欲しいと思った. 高度なことは要求していない. 加藤先生の分奏を拝見したが, プロだけあって進め方はさすがにうまいと思った. しかし,求めているものは同じであると思った. だめなものはだめ.いいものはいい. はっきりしていたと思う. 自分もああいう風にできたらいいとは思うが, まだまだ全然およばない.

奏者,特にトップ陣に自身を喪失させる程のプレッシャーを与えたことは, 非常に申し訳ないと思う. これからは,言葉を選び,慎重に発言しよう. それと,適切な処置を施せるように, さらに準備に時間をかけなければいけない.

この問題をきっかけにして, あまりしゃべったことがない人たちといろいろな話ができたことは, 自分にとって大きな収穫である. 本当に大きな収穫であると思う. これからは,もっといろんな人と話ができるようにしたい.

今回の合宿程疲れるものはなかった. どうも奏者と私とで,求めるものが違いすぎるような気がしてならない. 今後の進め方について,自分自身の進退問題も含めて, 考え直そうと思う.


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