第2回分奏
全然すすまないですね ^^;

Jan. 19 1999

様子見の初回分奏から1週間. 2回目はは以下の予定で取り組んだ. 今回のテーマは「音程」である. まず,チューニングに関しては, 普段のチューニングを行なった後にパートごとハーモニートレーナーを使用して 再度チューニングを行なってもらった. 揺るぎないハーモニートレーナーの音のおかげなのか, 結構改善された. しかし,依然として「ぴったり」という状態には程遠く, これからも継続してチューニングに気を配るようにしていく必要があると感じた. また,もしやA線ですでにスチール弦を使っているのではと思わせるような ギラギラした音がちょっと気になるところである. あと,音の出だしが汚いのもなんとかしてもらいたい. 開放弦で左手は関係ないのだから, 右手の問題だけでしょ. 基礎中の基礎だと思う.
次に,D線も同じように合わせてもらった. Bass 以外はA線より音が低いからなのかよくわからないが, A線ほどひどくはなかったが,満足のいく結果ではなかった. 今後の改善を期待する.

ウォーミングアップでは, D-dur の音階を全員で1オクターヴ演奏してもらった.
D, E, Fis, …, Cis, D, Cis, H, A, …, E, D
E, Fis, A(なぜ?), H の音程が特にひどかった. Fis も H も旋律を弾く場合には基本的に音程を下げる必要はない. しかし,問題はそこではなく, 単に基礎力がないだけのことであると思われる. 基礎練習を怠ると, 結局は曲の練習もはかどらないんだってことが, ほとんどの人はきっとわかってないんだろうなぁ. かわいそうに.

それから,基本和音を一つだけ鳴らしてもらった.

bass:開放 D の高さの音
cello:開放 D の高さの音
viola:G 線 1ポジの A
2nd violin:D 線 1ポジの Fis
1st violin:開放 D 線 の1オクターヴ上の音

D, A はチューニングの時に合わせた程度には合ったようである. ただし,なぜか Cello の音程が悪かった. 純正調の話をほとんどせず, Fis を下げるとうなりがなくなるとだけしか言わなかったので仕方がないのだが, 2nd は Fis をちゃんととれていない人が多かった. 普通に音程をとることもできない人にはちょっと無理と判断したので深い追求は 避けることにしたが, いずれは時間をとってみんなに理解してもらおうと思う. 今はとにかく平均律でしっかり音程をとってもらいたいと願うのみである.

宿題点検では, 最初の分奏のときに「やっておいてくださいね!」と私がお願いした部分について, ちゃんと練習をしてあるかどうか確認を行なった. 80% くらいできていれば合格とする予定であったが, 30% ほどしかできていなかったのでちょっと悲しかった. これが講義のレポートであったら, 不合格あるいは再提出を命じるべき内容である. これが弦楽器というものなのだろうか. あまりにもひどかったので, 予定を変えて前半は呈示部をもう一度やりなおした. 今日のテーマは音程のつもりでいたのだが, もうそれどころではなくなってしまった. すぐにできるようになれとはもう言わない. 来団直前の分奏までに, ちゃんとさらって欲しいと切に願う. ちなみに,1楽章 E などのリズムがとりづらいところは, 休符をすべて音で埋めた上で, 16音符で刻んで練習してみるといいと思う. E 8分, 16分休符,E 16分音符のような形の場合, 全て16分で E, E, E, E と刻んでみるという具合に.

休憩後,ようやく展開部に進んだ. しかし,8分音符が連続すると転ぶという慢性疾患のおかげで少々てこずった. 最難関282小節からの8小節間は, 音程をとったが, 楽譜通りに弾いてもらうと上がった A の音程が合わない. 最難関だけに,こちらにも辛抱が必要らしい.

結局この日は2楽章の冒頭どころか, 1楽章の展開部までやったところで時間がきてしまい,終了.


うーん,厳しいなぁ. とりあえず次回第3回分奏の予定は以下の通りです. これからも基本的にはこのような時間割で取り組もうと思っています. ポイントは,かならず前回の復習を行なうということです. ですから,分奏でやったことは必ずやり直しておくようにしてください. また,基本的には音の出だし,切り, そして音程に関してしっかり見ていきたいと思いますので, その辺に注意して練習してくださいね. チューニングは同じようにやります. ウォーミングアップは D-dur 音階,H-dur 音階をやります. これから一週間, 毎日この二つの音階をしっかり練習してきてください. 曲の練習を始める前に30分とか時間をとって練習すればできますよね?

宿題点検では, 今回やった展開部の復習をします. いくつかやっておいてくださいねと言ったところがあると思いますが, そこは分奏までに必ずさらってきてください.

休憩後,個人練習の仕方について時間があれば言及した後, 2楽章呈示部を練習します.
練習の最後に,テスト期間中の宿題を出します.

次の月曜日,楽しみにしています.(^o^)

再度,目標は
「来団までに1楽章呈示部,2楽章呈示部を完璧に仕上げる」
です.

今後の練習上の注意としては, 音程に関しては,平均律で構いません. また,旋律線の音程をとるとき, チューナーでとってもいいのですが, できれば 442Hz にチューニングされた鍵盤楽器(ハーモニートレーナーがいいでしょう) を使用し, フレーズ全体の音程の進行(横の流れ)をとらえていただきたいです.


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