新たなる挑戦
新年の誓いにかえて

Jan. 7 1999

みなさま,あけましておめでとうございます.
旧年中は大変お世話になりました.
本年もどうぞよろしくお願い致します.


ブル6のアンケートを読みました. 素晴らしい演奏だったという感想が思っていた以上に多かったので驚きました. 私はずっとトレーナーとしてこの曲を聴いていたから感覚が麻痺しちゃってるのかもしれないけど, はじめてこの演奏を聴いた人にはみなさんの情熱が伝わったのではないでしょうか. なんにせよ,無事に終わって良かったですね.

さて,とうとう春の練習が始まろうとしています. すでに6日には譜読みがありました. 私はというと,なんと今度は弦トレをやらせていただくことになりました!! もちろん,全体も振ります. 全体トレーナーに関しては,とうとう5回連続ということになってしまいました. メイン通算では9回目の全体トレーナーです. 増渕さんの記録は完全に抜いたと思うので, 残るは伝説の「おいちゃん」の記録のみ. まぁ,今回で本当に最後だと思っているので,それは無理だと思いますが. それでもしばらくはこの記録,破られることはないでしょう.

譜読み自体はいつもとたいして変わりがないように思いました. 冬の演奏会が12月20日にあって, 1月6日の譜読みですから, あまり期待をしてはいけないと思いつつ, でももしかしたらみんなものすごく頑張ってくれてたりしないかなぁなんて 僅かな期待を抱いて望みましたが, やはりだめでした. ほとんどの奏者はまたスタートラインに戻ってしまったようです. いったい半年間なにを学んできたのやら……. 特に,一部管楽器のミスが多すぎるのは気になるところです. 曲を知らないという人は最低ですね. 年末年始にまで楽器を吹け(弾け)とはいいません. 楽器を持たなくてもできることはあります. そう,スコアを見ながら CD を聴くと, オケ全体の流れ,自分のパートの位置,役割,歌い方などが見えてきます. 練習を始める上で一番最初にやらなければならないことのはずなのですが, それができていない人が結構いましたね. 今からでも遅くはありません. 一日一回,スコアを見ながら CD を聴いてください. 最初は良く分からないかも知れないけど, 何度も聴いているうちに構造が理解できるようになるはずです. どうしても分からなければ他の出演者と議論してみるのもいいでしょう. 私のところに聞きにきてもらっても構いません.
悪いことばかりかいていると全くダメみたいな印象を持たれてしまうので 補足しておきますと, 中にはすごく良く練習,研究してきてくれた人もいました. 私の今までのトレーニングを理解して準備してきてくれた人, 先の半年間の成果を無駄にせず着実に伸びてきている人, とにかく曲が好きでよく勉強してきた人, 理由はともあれちゃんとやってきた人がいたのはうれしいことです. みなさんがそうなると練習もはかどるんですけどね.^^;

弦楽器に関しては, 実は12月頭から動き出していました. 曲の解釈がボーイングを決めるという考えに基づき, トップの方々のボーイングチェックを1カ月かけて行ないました. まだ完全には終わっていませんが, とりあえず一通りは見させていただきました. それをふまえての譜読みでしたが, まだトップの役割をちゃんと理解できていない人がいるようです. 弦楽器の場合, 一つの音,同じフレーズを10人以上で演奏しなければならないため, 管楽器以上に組織力がものをいいます. その頂点に立つ者は何をしなければならないのか? 半年かけて理解するというよりは, 弦合宿くらいまでにはちゃんと理解して, 実行してもらわないといい演奏会は期待できません. とりあえず今のところは答えを出しませんので自分達で考えてください. 一つだけ,「アンサンブルはトップがつくる」ということだけは先に示しておきます.
それにしても,トップの教育だけでずいぶん時間をとられそうだなぁ. トップでこの状態だと, 他の奏者はいったい…

今回の演奏会に関しては, 聴いている人が「あ,なんか違うぞ」というのをはっきりと実感できるように したいと思っています. そして,それ以上に奏者自らが「今回はなんかいつもと違う」 ということを実感していただきたいと思っています. そのために, ということをとにかくしつこくやっていこうと思っています.
また,細かい話として, を練習中,あるいは気がついたときに取り上げていこうと思っています.

最後に,半年しっかり努力すれば見違えるように良くなるはずです. 個人の能力もかなり伸びるはずです. しかし,それには本人のやる気が重要です. 私としては可能な限りやる気を出させようと努力します. 皆さん是非御協力ください.


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harada@tanimoto.nuee.nagoya-u.ac.jp