秋合宿
もうすぐ来団なんですね

Oct. 13 1998

いつの頃からか,夏合宿がなくなって秋合宿になってしまった(10/2〜5). しかも,柏屋. 僕が現役の頃は,8月の17日から21日までの5日間, 志賀高原のホテルで合宿をやっていた. 確か,2年生か 3年生の時から『サンシャイン志賀』を使い続けていたと思う. 暑い夏に,避暑,旅行,高地トレーニングをかねての合宿は, いろいろな出来事もあったけどそれなりに楽しかった.

ブル9の夏合宿では,まさに高地トレーニングを実践していた. 朝早起きし, ラジオ体操第一(しかもみんなで歌って!!)をやった後, マラソン. 帰って来たら,腹筋,背筋,腕立てをやっていた. それがいいか悪いかは何とも言えないが, 今となってはいい想い出である. (少なくとも,その後ちゃんと続けていた人たちは確実に効果が現れていた)

一年生の時の夏合宿が一番厳しかったかな. あまりオケの伝統など知らない時で, 先輩から「吹きたかったら吹きたいと言え」 という言葉を素直に受けとめて, 冬の演奏会に出たいと言ってしまった. しかも,モーツァルト 交響曲第39番のトップ. 調子に乗って,フランクの 2nd もとってしまった. そのモーツァルトの譜読みが夏合宿の時にあった. 三日目の晩だったか. 場所は,ホテルの最下階にある乾燥室らしきところ. 多少狭くて,独特のちょっとかび臭いにおいがする. 弦楽器のトップと管楽器が入ったらほぼいっぱいだ.
まずチューニングでつかまった. A が高いといって睨まれる. でも,低いんですよ.その A. 高校の時もそうだったんだけど, A が 442 〜 443 Hz くらいのイメージが強くて, 440 とか 441 でとられると全然対応できない. モーツァルトを演奏するにあたって, 低めにとるようにと言われたのだが, 僕にはかなり厳しかった. 必死に下げようとするのだが, 舞い上がっているせいもあって全然下がらない. もうこの件だけで頭は真っ白. あとのことはあまり覚えていない. ただ一つ, 4楽章の速いソロでつかまったことだけは覚えている. 4楽章だけ何度かやったような記憶があるが, 定かではない. このソロは, その後演奏会直前まで僕を悩ませるソロだった. やっぱ,無理は禁物だね.

話を戻すけれど, 別に夏合宿と秋合宿でどちらがいいかを論じるつもりはないが, ただ一つ,これだけは考えた方がいいと思うことがある. それは,前にも書いたが, 柏屋以外のもっと施設の整った合宿所を探すべきだということである. 『何のための合宿なのか』ということを考えたとき, 「コミュニケーションのため」というよりは, 「集中して練習をするため」という理由の方が先にくると思う. そうしたとき,柏屋は練習場所として適しているのだろうかと疑問に思う. 確かに,夜中ずぅっと音を出すことができるという利点があるが, それだけではないか? 調査するだけの価値はあると思う. 富士五湖周辺には, 関東からの客をあてにした音楽専門の合宿施設が結構ある. 志賀高原にもあるみたいだよね. その辺の情報を入手し, 懐具合や,日程などを考慮にいれて, もっと条件に合うような場所を探してみるべきである. 次のスタッフの人たち, 特に来年の冬の演奏会のスタッフは是非考えてみてください.


さて,秋合宿の方はと言うと, 先に結論をいうならば, 「ある意味予定通り.しかし前途多難」 というところか.
この合宿には, 『曲の全体像を把握する(させる)』ことを目的として臨んでいた. これに沿って, 特に Tutti では必要以上の rit. や accel. をさせず, 普通に演奏させるように心がけた. 2楽章,4楽章の第2主題などは, 多少効果があったと思う. ただ,ちょっと焦る癖がついてしまったかも知れない. テンポが速いせいでリズムもかなり適当だったし, 語尾への配慮もまったくと言っていいほどなかった. ブルックナーでは, 全てのフレーズにおいて語尾が非常に重要である. ここを適当に演奏してしまうと, ブルックナーではなくなってしまう.
特に気になった点をあげると, ですか. このうちの多くは,ちょっと気をつければ直ることだと思うんだけど. なるべく早く直してもらいたいですね.
合宿中の各トップの顔を見ているかぎり, まだ全員が全体像を把握できているとは言えないが, 合宿後は特に語尾に注目し, 個々のフレーズの歌い方の指導を していくことにしようと思う.

先は,長い.


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