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名古屋ブルックナー管弦楽団 ホームページ (Kanji Code is EUC)
(最終変更日 1999 年 7 月 7 日)

名古屋ブルックナー管弦楽団は, 名古屋大学交響楽団を始めとして 東海学生オーケストラ連盟所属の各オーケストラで現役時代活躍していた人たちが 集まってできたアマチュアオーケストラです.

1995年秋に結成され, 1996年6月に第1回演奏会を開催. その後ほぼ年1回のペースで演奏会を開催し,今回で第5回目を迎えます. その間,ブルックナーの交響曲第8番,第7番,第5番をとりあげできました. また,第3回では趣向を変え,シューマンとブラームスに取り組みました. ブルックナー・プログラムのサブ曲としても,ドビュッシー,モーツァルト, ワーグナー,R.シュトラウス というようにさまざまな作曲家の作品を とりあげるなど,演奏技術,音楽性の向上のために努力しています.

楽団の第一の目標は,楽団の名前にもあるようにブルックナーの交響曲を演奏する ことにあります. 第5回の第4番のあと,3番,6番,8番,9番の演奏を予定しています. 是非一度,我々の演奏会を聴きに来てください.


第5回演奏会の挨拶から

オーケストラには個性があります. 各国のオケの演奏を聴き比べてみると, 言語や文化の違いによって奏法や響きに違いがあることが実感できますし, 同じ文化圏でもオーケストラによってそれぞれ個性を持っていることがわかります. また同じオケで同じ曲を聴いても, 指揮者によって表現やその方向性ががらりと変わることもあります. このようなサウンドの違いを味わうことは, オーケストラ音楽を鑑賞する一つの大きな醍醐味でありましょう. 国内外の著名なオーケストラはもちろんのこと, 市民楽団や学生オケなどのアマチュアでも, やはりサウンドに個性を持っているものです. これは各団体の成り立ちや伝統が少なからず影響するためでしょう.

個性は良くも悪くも演奏に現れてきます. またオーケストラは奏者の個性の集まりでもあるため, 練習の際には,奏法や音色などの違いに直面し, 新たな刺激を受けたりあるいは苦労をしたりということがよくあります. しかし, これを乗り越えて一つのまとまったサウンドを作り出せたときには無上の喜びがあります.

名古屋ブルックナー管弦楽団(以下BON)は, 1996年に特色あるオーケストラを目指して新たに結成いたしました. 当団は,自分達の個性を保ちつつ, より良い演奏をしていくことを理想としています. その結果「BONサウンド」とよべるような音楽的個性を実現できればと思っています. 当団も結成からはや4年目を迎えました. 演奏会を重ねるにつれ, 当団は特色あるアマオケとして定着しつつあります. またインターネット等を通じて他地域でも次第に認知されるようになりました. これはひとえに毎回演奏会に足を運んでくださる皆様の温かいご支援の賜物と感謝しております.

本日のプログラムはブルックナーの「ロマンティック」, およびモーツァルトの交響曲第39番です. 調性は共に変ホ長調であり, どちらも独特の魅力的な響きをもった作品です. このため演奏にあたっては「サウンド」づくりがとても重要で, かつ難しいところでもありますが,非常に演奏し甲斐のある作品です.

また指揮には,昨年に引き続き小松一彦先生をお迎えしております. 二期連続同じ指揮者で演奏することは当団では初めてのことです. 小松先生の個性あふれる音楽性によって, 我々の演奏が昨年よりもさらに充実したものになると確信しております. 最後までどうぞごゆっくりお楽しみください.


第3回演奏会の挨拶から(抜粋)

このオーケストラは,ブルックナーの没後100周年にあたる1996年に,名古屋大学交響楽団のOBが中心となり,東海地区の各大学オーケストラのOB等が参加して結成したアマチュアオーケストラです.まだ結成2年目の歴史の浅いオーケストラですが,はや3回目の演奏会を開催することとなりました.回を重ねるにあたって,第1回目から熱心に足を運んでくださるお客様もみえるようになり,団員一同たいへん嬉しく思っております.

さて,第1回のブルックナー交響曲第8番(指揮:西野淳),第2回の同第7番(指揮:田中良和)とブルックナーのシンフォニーを取り上げてきた当団ですが,今日の演奏会では少し趣向を変え,シューマンとブラームスというプログラムをお届けします.

第3回目にしてブルックナーぬきのプログラムをプログラムを企画したのには以下の二つの理由があります.一つは当団はその名が示す指向性から演奏技術や音楽性が偏りがちであるため,さまざまな曲を演奏することでこれらの偏りを解消し,より柔軟なものにしていきたいという我々自身の向上心から.そしてもう一つは,オーケストラの演奏を聴くのは好きだけれどブルックナーはちょっと,と敬遠されている方々にも当団の演奏を聴いていただきたいという思いからです.より緻密なアンサンブルを追求するため,今回はオケの編成を思い切って小さめのものとしました.指揮は第1回演奏会で好評を得ました西野淳氏にお願い致しました.

今後は,来年6月の第4回演奏会でブルックナーの交響曲第5番をお届けするのをはじめとして,ブルックナーの作品を中心に幅広い作品を取り上げていこうと考えております.


第1回演奏会の挨拶から

ウィーン西駅からインターシティに揺られること2時間足らず, 遠くアルプスを眺め た田園地帯を抜けていくと, 素朴さと州都としての風格とを兼ね備えた一つの街にたどり着きます.

リンツ   この市内に蕩々としたドナウの流れを抱えた美しい街は, オーストリア随一の工業都市であり, また作曲家アントン・ブルックナーゆかりの地でもあります. 旧市街にはブルックナーがオルガン奏者を務めた旧大聖堂が残り, 緑濃きドナウ河畔には近代的なブルックナーハウス, さらにはブルックナーの名を冠したオーケストラをも擁しています.

そしてブルックナーの没後100年にあたるこの年, リンツから数千キロはなれた我が国屈指の工業都市名古屋に, もう一つのブルックナーの名を冠したオーケストラ, 名古屋ブルックナー管弦楽団が誕生しました. このオーケストラはブルックナーの世界を愛好する名古屋大学交響楽団のOB, OGを中心に, 東海地区の各大学オーケストラOB,OG, 学生などにより結成されたアマチュアオーケストラです. 第1回のプログラムとして, ブルックナーが完成し得た最後の交響曲,第8番ハ短調を選びました. この曲の雄大なスケール,浄化された響き,力強い動機,崇高な精神性は, 私たちの音楽感に多大な影響を与えています.

本日この場において私たちのブルックナーをお聞きいただけることは大きな喜びであ ります. 今後の演奏活動の充実のため,皆様の多数のご講評をいただければ幸いです.
それでは6月最後の午後のひととき,ごゆっくりとお楽しみください.


Copyright(c) 1999-2007. Masaki HARADA / Bruckner Orchester Nagoya. (Kanji Code is EUC)